「命」というもの。

みなさんは今この世に生まれて何年経ちますか?

 

自分が生きていることについて考えたことはありますか?

 

今回は私なりの「命」について書こうと思います。

 

前回のブログで書いたように、私は生まれつきの心臓疾患を持ってこの世に来ました。そのおかげもあって自分の命について考えることは他の人よりも多いかな?と思います。

 

2年に1回病院で検査を受けて、悪化していない結果にいつもほっとします。ちゃんと毎日正常に動いてくれてありがとう私の心臓さん!って(笑)

 

薬代や検査にお金はかかるし、歯医者や皮膚科にかかるのでさえも気を使います。ピアスも開けてはダメだし、毎日の歯磨きにしても虫歯になってはいけないので丁寧に磨かなければいけません。

そのおかげでまだ虫歯の治療をしたことはありません!(笑)

 

とにかく自分の命を守るためにリスクを背負っている分気をつけなければいけないことが多いのです。

 

今は成人して、働いているので管理するのはもちろん自分です。

でも、生まれてから家を出るまでの約18年間はずっと両親が私の身体を心配して、健康でいられるように見守ってくれていました。病院代も薬代もすべて両親負担です。

今すべて自分でやっているので分かりますが、本当に大変です。なので、両親には心から感謝しています。

色々な事に気をつけながら、でも他の子とは何も変わらず育ててくれました。自分自身が疾患を持って生まれてきたこと何も可哀想とも思っていません。

 

私と同世代の21歳、22歳、23歳になると

お母さん、お父さんになる方もいると思います。

もちろん何事もなく健康に赤ちゃんが生まれて来てくれるのが1番です。しかし、何事もなく生まれてくるのは本当に奇跡で、大なり小なりリスクを持って生まれて来る赤ちゃんがたくさんいます。

 

でも!私は声を大にして言いたいです。

お母さんお父さん、リスクを持って生まれてきたあなた達の赤ちゃんは何1つ可哀想じゃないよ。大変な事もたくさんあるけれど、それ以上に何かを出来るようになった喜び、毎日生きている喜びを感じられるから。

そしてこれから生まれてくる赤ちゃん、あなたはこれから人一倍愛されて生きていくんだよ。もしかしたら辛い治療があって投げ出したくなることもあるかもしれない。でもこれだけは忘れないで。

 

あなたは

「望まれて生まれてきた大切な命」なんだよ。

 

お わ り